Family
家庭を活かす
Why
なぜ、いま親子なのか?
子供を取り巻く環境は激変しています。「正解のない問題」に取り組む「探究学習」もスタートし、入試制度も「思考力」「判断力」「表現力」をキーワードに大改革されています。
そんな答えのない時代の子育ての「基本軸」は、
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どんな生き方をしてほしいか
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何を一番大切にしてほしいか
と「子供が自分らしく生きるにはどうしたらいいか」を考えることです。
周りと比べて流されていては、本来子供が持っている力を見失ってしまいます。子供が自分の頭で考えて自分で動ける力、すなわち「自発力」を育てるキーワードは「自己肯定感」です。それは、自分の存在を肯定し大切にしようと思う気持ちです。
How
「自発力」を育てるには
自己肯定感と認め合いが大事
目標を達成したり他人とコミュニケーションしたりする基礎力は、自己肯定感が必要となりますが、実はそれは親子セットで一緒に育み合うものなのです。「親子 できたこと手帳」を使うことで自己肯定感が育ち何事にも自発的に行動するようになります。そして揺らぎのない自信がこの4つのプロセスによって育ちます。
自分の「できたこと」に気がつく
自分のできていることを見つけていくと、自分を見る目が肯定的になっていきます。3つのめがねを使って今日1日を振り返ることで、きっと見つかるはずです。難しいことを書く必要はまったくありません。自然体でありのままの自分を見つめましょう。
親の(子の)「できたこと」にも気がつく
自分の親は(子は)こんなことができているんだ、こんなことに喜んでいるんだということがわかり、相手に共感することで、自分自身の肯定感も高まります。スタンプやシールを使って楽しみながら行うことで継続性が高まります。
まずはこれ!
自信が芽生えてくる
さらにコメントなどで交流することでお互いの自信が育っていきます。行動が積極的になることはもちろん、お手伝いなどの貢献的な行動も増えます。肯定感が高まることで余裕が生まれイライラすることも減っていくのです。
なりたい自分を発見する
今週の「ベストできたこと」を選ぶことで自分の価値観や大切にしていることを再確認できます。そしてそれをさらに磨くことで行動力が増していきます。子供は自発的になり親御さんは幸せを感じることが多くなります。
What
親子の双方の可能性を引き出す
「親子 できたこと手帳」
この「親子 できたこと手帳」を使って、ぜひ親子で1日10分程度から取り組んでみてください。この時間がお子さんとのかけがえのない時間となるのは間違いありません。そして1ヶ月後、2ヶ月後、3ヶ月後、目に見える変化が現れてきます。お子さんが自己肯定感が高まり行動的になるのはもちろん、親御さんご自身にもよりよい変化が現れます。そしてそれが深い親子の信頼関係に発展していきます。結果、親子の可能性が拓き、揺らぎのない自信が芽生えていくことなるでしょう。
「親子 できたこと手帳」記入例
手帳の書き方のサンプルです。右が親、左が子供です。
同じ手帳に 2 人で書くことで共感しあい信頼関係が育ちます。
Result
「親子 できたこと手帳」の効用
AERA with Kidsモニター会での事後アンケートより。
<自己肯定感>
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誇らしげに語るようになった。
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ネガティブなことを言わなくなった。
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逆に学校で嫌だったことを話してくれるようになった。
<国語力>
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字が上達した。
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語彙力が増した。
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漢字に興味を持つようになった。
<積極性>
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どんどん進んで話すようになった。
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兄弟の世話をするようになった。
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お手伝いが増えた。
子供の変化
<自己肯定感>
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感情を抑えられるようになった。
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肩の力を抜くことができた。
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怒る回数が減った。
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完璧主義から脱出できた。
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「私けっこうやってる、頑張っている」と思えてきた。
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「ありのままの自分」が書けるようになり、幸せを感じられた。
親の変化

AERA with Kids モニター会で検証
期間:2018年10月13日〜2018年12月1日
参加:20組の親子(子供は4歳以上の未就学児と小学生)
内容:「親子 できたこと手帳」を実践
確認:月1回の共有会にて成果や問題点を確認し改良を続ける