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チームに個を生かす学習のあり方

聞き手:ネットマン 代表取締役 永谷 研一

“チーム学習”と“個人学習”を統合した学習の実践

“チーム学習”とは、単なる集合体であるグループでの学習とは違って、スポーツのチームに例えられるように、一人一人が違う役割と責任を持って分担し、それらが結集して参加者の力の総和以上の成果をあげる学習方法です。すべての学習者が、「その能力に応じて、等しく」積極的に学習に参加するためには、多様な評価方法と多様性を活かせる学習形態の設定が必要であり、その手段として「チームによる学習」が非常に有効であるいわれています。

授業「教育方法学」におけるチーム学習の実践

佛教大学では、教職科目として開講されている「教育方法学」の中でチーム学習が実践されています。学生6名でチームを作り、複数のチームが集まって学団を形成し、そこで学び合います。チーム分けは、あらかじめアンケートで希望の役割やコミュニケーション能力の傾向を調査し、回生と学科と性別のバランスがよくなるように配慮しています。

「教育方法学」の学習の流れ

1 個人学習:
はじめに学校教育の問題点を個人で考えます(ディスカッションの準備として自分の考えを知る)。
2 チーム学習:
メンバー各々の役割の視点から学校教育の問題点を整理して、理想の学校を構想して発表します。各メンバーには役割があり、作業を円滑にするだけでなく、それに伴う信頼関係を構築するためになくてはならないものとなっています。
3 チーム学習+個人学習(高度なチーム学習):
チームの学習の成果が個人の学習を深める材料となって、個人の最終レポートの内容を豊かなものにします。

西之園 晴夫 先生 プロフィール

日本教育工学会、教育システム情報学会、日本教育実践学会などで活躍。
自らの授業を対象として研究論文を執筆。教育方法や教育技術についての論文多数。
1959年  京都大学工学部電子工学科卒業
1961年  京都大学教育学部教育課程コース卒業
1961-68年  京都大学工業教員養成所電気工学科助手、助教授
1968-93年  京都教育大学教育学部技術職業科助教授、教育工学センター、教育実践研究指導センター教授
1993-98年  鳴門教育大学大学院教授。修士課程、兵庫教育大学連合大学院の博士課程で研究と指導
1999年〜  佛教大学教育学部教授。学部、修士課程、博士課程で研究と指導

西之園先生とネットマンの歩み

2002年4月
佛教大学殿向けに導入したc-Learning(佛教大学殿の学生への提供名はエル・サポート)を西之園先生がご自身の研究(「教育方法学」など)にご利用いただきました。
2003年
西之園先生が主体となる任意団体「学習開発研究所」のNPO法人化を進め、ネットマンも設立に幇助。
2004年4月
「学習開発研究所」のNPO法人化。設立当初より運営委員として参加、現在の協力関係を築く。
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